居酒屋の暑さ対策に業務用エアコン取付工事 | 広島市で実績多数の電気工事士
2026年06月10日更新

【施工事例】広島市の居酒屋に業務用エアコンを新設。配線を目立たせず、均一に冷える設置術
依頼内容とお客様の声
広島市の繁華街にある居酒屋のオーナー様から、こんな相談を受けました。「カウンターの奥の席だけどうしても暑くなってしまって、お客様からクレームが来るんです。もう一台、しっかり冷える業務用エアコンを増やしたい。でも、の雰囲気を壊さないように、配線や配管はできるだけ隠してほ」と。
確かに、そのお店は天井が高くて、既存のエアコンだけでは空気がうまく循環していなかった。特に厨房に近い席は、調理の熱も加わって、夏場は地獄だったそうです。オーナーさんは「おしゃれな内装を大事にしたいから、工事は目立たない方がいい」と、かなり細かいところまで気にされていました。
ポイントと工夫
1. エアコンのポジション選び
まず悩んだのが、どこにエアコンを付けるか。お客様に直接が当たりすぎると、今度は「寒い」って言われてしまう。かと言って、天井の高い場所に付けるだけだと、冷気が下に降りずに効果が半減する。そこで僕は、カウンターとテーブル席の中間あたり、空気のを計算して、空間全体がムラなく冷えるポイントを選びました。
でも、ここでトラブルが。エアコンを取り付けたい場所のすぐ手前に、スポットライト用のダクトレールが走っていたんです。もしエアコンの風がその照明に当たると、ライトがユラユラ揺れてお客様の目がチカチカする。逆に、照明の熱がエアコンの温度センサーに影響すると、変なタイミングで運転が止まったりする。こういうのは現場でしかわからない、いわゆる「あるある」ですね。
で、僕はダクトレールとエアコンの間に、指一本分くらいの隙間をあけて高さを調整しました。照明の熱が直接当たらないようにしつつ、風の通り道を作った感じです。まあ、ミリ単位の勝負でしたね。
2. 配線と配管の隠し技
次に、オーナー様の希望で、配線や配管は天井裏に通して、できるだけ目立たないようにしました。エアコンの背面に余裕がないと管の曲げがキツくなって冷媒の流れが悪くなる。でも、あんまり余白を取ると、今度は店の雰囲気を壊す。そこで井裏の隙間を測りながら、ボルトで固定する位置を微調整。配管のルートも、照明器具の影になる場所を選んで這わせました。
現場では、天井裏に手を突っ込んで、タオルで汗を拭きながらの作業。でも、こういう地味なところをちゃんとやらないと、後でトラブルのもとになる。例えば、配管の断熱材が傷んでいたりすると、結露が垂れて天井がシミになる。そうならないように、丁寧に巻き直しました。
本体を吊り込む時も、一人でやるから慎重に。天井の強度を確認しながら、アンカーボルトでしっかり固定。ビビリや振動が出ないように、ゴムパッキンも挟みました。
3. 試運転で見えたこと
施工が終わったら、試運転。温度計を各席に置いて、冷え具合をチェック。特に、あの奥の席がどれだけ涼しくなったか。結果は上々で、オーナー様も「こんなに変わるんだ」とビックリされていました。風向きも、ルーバーで調整して、直接当たらないようにセット。
でも、ここで終わりじゃないんです。実際に営業が始まる時間帯に合わせて、また後日様子を見に行きました。夕方から夜にかけて、お客様が増えて、厨房の火が入ると、温度がどう変わるか。やっぱり、現場の空気を感じないとわからないことも多いですからね。
施工概要と作業時間
今回の工事は、作業員1名で実施。だいたい半日、約5時間くらい見てもらえれば大丈夫です。準備や片付けも含めて、こんな感じでした。

取付後の業務用エアコンの画像です。配線がほとんど見えず、店内の雰囲気を壊さないように設置できました。

別角度からの写真。ダクトレールとの距離感も、絶妙なバランスになっています。
まとめに代えて
エアコンって、ただ付ければいいってもんじゃないんですよね。特に業務用は、お客様の体感と、お店の見た目の両方を考えないと、後悔する。今回みたいに、配線を隠したり、風の流れを計算したりするのは、僕みたいな現場の職人の腕の見せどころ。
もし広島市で、エアコンで悩んでいる飲食店のオーナーさんがいたら、ぜひ一度声をかけてみてください。「店、暑いんだよな」って思ったら、それはもう、プロの出番かもしれません。
<この記事の執筆者>
大光電設:大野 翔平
<保有資格>
・第一種電気工事士 第15337号
・職長等安全衛生責任者教育(第1423号)修了
・高圧・特別高圧電気取り扱い修了
<専門分野>
家庭用・業務用電気工事全般、
エアコン工事、分電盤工事、
漏電調査・修理
など
<対応工事>
電気工事・エアコン工事・業務用エアコン
分電盤交換・漏電調査・LED変更・アンテナ工事
コンセント増設・スイッチ交換・電気修理など














